「僕とノアール」

ママとノアールのおさんぽに、ついていった

ノアールは、このおおきなイヌのことなんだ

ノアールはボクよりずいぶんおおきいので

ちょっとコワイきもちもあるんだけれど

ほんとうは、もっと、なかのいいおともだちになりたいんだな

ノアールのごはんは、ボクがあげているんだ

さいきん、ボクが、マテっていったら

ちゃんと、きいてくれるようになったよ 

ちかづいてくると、ほんとうは、すごくこわいんだなぁ・・

でも、ときどき、すきをねらって、あたまをさわるよ

ボクは、いつもノアールのことをみているのに

ノアールは、ボクをムシして、ママばかりみているんだな

ママに、こんなカッコわるいしゃしんを、とられちゃった

ボクがにげているしゃしんなんだ 

 

きをとりなおして、こんどはいっしょに、

ママにしゃしんをとってもらおうとしたら

『ピースはいらないの』・・っていわれちゃったよ

ところで、ボクがもっているのは、なんなのか、わかるかな？

ノアールとおさんぽのとき、じつは、このおしごとがあるんだな

「近所の花」

がっこうからかえって、ママとおそとを、あるいたよ

おそとには、きれいな花が、たくさんさいているんだ

おとなりのおじさんが、いつもおみずをあげているよ